浄土宗のお経
浄土宗では、阿弥陀仏の救いにあずかるために、口にだして唱える称名念仏を重視します。
真宗では、われわれはすでに阿弥陀仏の本願によって救われているのであるから、報恩感謝の念仏をすべきであるといいます。
念仏とは、仏をもっぱら思い念ずることで、もともとは釈迦を崇敬して礼拝・讃嘆・憶念することを意味しています。
大乗仏教のなかの浄土教思想がひろまると、しだいに阿弥陀仏の名を唱える実践行となっていきました。
浄土三部経には・・・
1.阿弥陀仏を心に念ずる
2.阿弥陀仏のすがたを観察する
3.南無阿弥陀仏の六字の谷号を口に唱える
・・・この三つの方法が述べられており、中国北魏時代の曇鶯(476~542年)や、唐時代の道緯(562~645年)、善導(613~681年)などになると、3.の称名念仏を万人救済の行として強調するようになりました。
日本でも、源信の『往生要集』を媒介として、浄土宗の開祖法然がこの考えを受け継ぎ・・・
その著『選択本願念仏集』のなかで称名念仏の功徳を説き、今では念仏といえば「南無阿弥陀仏」を唱えることを意味しています。
創価学会 仏壇などを持っている方なら、このような話は興味深いのではないでしょうか。