国際結婚がしたい女性
わたしは国際結婚 相談所に通っている、とある女性と知り合いました。
わたしがその女性に会ったとき、その眼の前の24歳の女性を、大勢の「やさしい」男たちに甘やかされて増長してしまった人間と見なしました。
たぶん彼女は自分を大切にするあまり、人に軽視されるのを許さないタイプの女性だろうと考えるに至りました。
その後、わたしたちはたびたび電話で話をしましたが、それはいつも金曜の夜で、話題もきまって今日読んだ「インタビュー記事」から始まりました。
彼女は感慨深げに、「世紀末の男と女のアンバランスが、恋人同士を蝕んでいるのよ」というのです。
そこでわたしたちは「色々なことを心のなかにしまっておくと、すっきりしない」という彼女の言葉通り、きちんと話をしたいとお互いに思うようになっていったのです。
そしてある日。
わたしが二度目に彼女に会ったのは、初めて会った日から約半年後のことでした。
彼女がわたしの家に来ることになり、わたしはバス停まで出迎えました。
初秋の朝の光を浴びて、はるか遠くに痩せた影が見えます。