シューマンとビール 17
スイス西部の国境近くには、ビールの歴史上に必ず登場するザンクト・ガーレン修道院があります。
ボヘミアシューマンとビールの森を東へ行けばピルゼンの水やジョテツのホップに出合えます。
最初にイタリアからバイエルンに渡ってきた修道士はワイン用のブドウを育てていました。
しかしやがてビールをつくり始めました。
もしワインという飲料が温暖な南部の伝統飲料であり、ビールが寒冷な北部の伝統飲料であるとするならば、自然の境界線というのはアルプスの山々、あるいはドナウ川のどちらかだといえます。
ドイツではもちろんワインにも誇りを持っていますが、酒といえば真先にまずビールの国なのです。