シューマンとビール 15
野原にはビールが積まれたテントが建てられ、期間中五、600万人の人々が集まる。
雪解けの水が湖や醸造所へ下る山腹の道々に流れ、きらきらと光っている。
太陽が、芽を出し始めている大麦の高原にふりそそいでいる。
湖の近くのホップ園にはホップの花のつぼみが今開こうとしている。
司祭は神に感謝し、村人は答唱句を歌い詠唱する。
司祭と尼僧たちは群れになってビールを味わうために座り込む。
それらのビールは醸造釜の上やステンドグラスの窓に感謝をこめてキリスト像を拝する醸造所でつくられたものだ。