シューマンとビール 13
ケルンのようにドイツ北部には有名な醸造都市がいくつもあるのに、ビールの文化はあまり活動的ではない。
その理由は多分、北部の人々は主にプロテスタントであり、部屋の中で静かにピールを飲むことが好きだからだ。
そして天気や産業のどちらもがビアガーデンを活気づけることには向いていない。
生き残っている小さな醸造所は南部よりも数が少ない。
一方カトリック教徒である南部、とりわけバイエルンという地方はドイツの中で最も保守的なところだ。
さっぱりとした田園地帯の村には、昔と変わらずに玉ねぎ型の屋根の教会や、製麦所や、小さな醸造所や居酒屋がある。