歌曲「二人の擲弾兵」
シューマンの歌曲、『二人の擲弾兵』。
これは『リートとロマンス第2集』作品49の第1曲です。
詩はドイツ・ロマン派の詩人、ハインリヒ・ハイネ。

ナポレオン戦争直後、長らくロシアに囚われていた2人の擲弾兵が、ドイツを通って祖国フランスに向かう旅の途中で、皇帝ナポレオン1世が囚われたという報を聞いた2人の対話が中心となっています。
シューマンの歌曲の中ではドラマティックな構成で、後半にはフランスの国歌「ラ・マルセイエーズ」のメロディが使われています。
この作品はシューマンの内向的な音楽の性格とは全く違っていますが、演奏効果は高く、演奏される機会は多いです。